漢方薬のすすめ
─ About medicine
全身の調和を整え、体質を根本的に改善して、
局部的に現れているところの病気を治すのです。
完全予約制ではありませんが、突然ご来店いただいた際に、他のお客様の相談と重なると、長時間お待ちいただくことになります。予めご予約頂ければ、お待たせする事がないと思われます。
あらかじめ記入したものをご持参頂ければ、スムースです。また、お薬手帳や、血液検査結果などをご持参頂ければ尚良く判ります。
フタなしで煎じる
1回に薬1包を水3合に入れ、はじめからフタを取って火にかけます。はじめは中火で、沸騰したら弱火で小沸かしを続け、3分の2または半分くらいになるまで煎じます。ふきこぼれないように注意してください。1日に1包を煎じて、2回に分けて服用します。
煎じ終わったらすぐ「カス」を漉しておく
煎じ終わったら、すぐ湯呑みなどに注ぎ分け、薬液と煎じカスを分離してください。
煎じる器は、土瓶が最適
なるべく土瓶か陶磁器を使った方が良いのですが、火加減に注意すればアルミやホーロー、ガラス製品でも差し支えありません。ただし、鉄瓶の使用は絶対におやめください。
空腹時に温服する
食間の空腹時(食後2時間~食前1時間)に、飲み加減の暖かいものを服用してください。冷めた場合は、再び煮あげないように注意して、温めて服用してください。
1日2または3回、1回1包を服用する
回数・分量は、薬・病状によって異なる場合があるます。
空腹時に温服する
食間の空腹時(食後2時間~食前1時間)に、温湯(ぬるま湯)で服用してください。
冷水での服用は避けてください。 ※注 上記以外にも、処方や状況によって特別な煎じ方および服み方をする場合があります。
漢方薬の剤形は、「煎薬」・「エキス剤」があります。
煎薬は、漢方従来どおり生薬を組合わせて処方し、それを水で煎じて服用します。
エキス剤は、従来の処方どおり処方し煎じられた薬液を濃縮して、
粉末や顆粒状に加工されたものです。
漢方ではもともと生薬を一定の法則によって組合わせた処方を、水で煎じた薬液を服用するのが本来の形です。煎薬は、1日1回煎じて、それを食間2回に分けて服用します。煎薬を煎じるのに、30~40分ほどかかり、匂いもいたします。もし、貴方が下記の条件に合うようでしたら、煎薬の服用をおすすめします。
煎薬の服用の条件
1:煎じる時間がある。
2:煎じる際の匂いは、家族の方も気にならない、あるいは我慢できる。
3:美味しくない薬でも、我慢できる。